《ARMANI アイ クアトロ パレット》の話
《ARMANI アイ クアトロ パレット》
✧8 FESTIVAL
数ヶ月の間、何から買うかと吟味して取捨選択を重ねに重ねた購入計画をすっ飛ばして飛びつくように買ったこちら。
早速色の所感からどうぞ。全ては個人の主観。
✧漆喰のようなマットなホワイト
✧スモークサーモンのような明るいオレンジ
✧ナッツのようなパール感のあるラグジュアリーなゴールド
✧ナッツ入りガナッシュのようなダークな黄味ブラウン
独断と偏見でしっくりくる色を並べ立ててみましたが全体的に黄味を帯びたカラーラインナップ。とてもおいしそう。
■まず白ですね。
白も蛍光灯下だとほとんど真っ白に見えます。パレットで見るとほんのりクリーム混じりのホワイトに見えてくる…これ自分で使うのに慣れるまでは手こずりそうな気がする。混色しつつ様子見つつで使います。
(10/17追記→)肌に乗せると黄みも感じない白になりますが、思ったほど発色が強くないマットなやつなのでハイライト的に使えました!1度塗り程度でベースにするとくすみを全部取っ払ってくれるのでとても良かった。疑ってごめんよ。
■続いてオレンジ。
スモークサーモンもしくはまさしく焼き鮭の色です。オレンジピンク?的な。透け感のある明度彩度のせいか、ほんのりピンクみを感じる。
しかしものすごーくかわいい色です。パッキリ秋に魂を売ったかのようなこってりオレンジが流行りの昨今、こういうオレンジは新鮮な感じがしてしまう。どっちも好きですけどね!
とりあえず肌なじみが良さそうで使いやすそう、バランスよく使っていきたい。
(10/17追記→)ほのかなピンク混じりの鮭色がちょうど良い明るさなのか、顔がパッと華やかになる。重ね塗りで調整できるので単色で囲んでもわざとらしくない。奥二重の二重幅に塗ってもオレンジがハッキリしてて可愛い。ラメ感はさほど目立たないし、アイラブチョコレートみたいに塗るのに突っかかりがないのでサラッとしっとり塗れる。サテン的な滑らかな発色。
■そしてゴールド
正に「らしい」ゴールド。
ラメぎーっしりでメタリックにすら見えてくる。なのにも関わらず、金箔みたいな上品さが感じられました。シマーでラグジュアリーな正統派ゴールドって意外と手持ちになかったので嬉しい。みんな淡くて載せると無に帰す……。
(10/17追記→)指先に少しつけただけで強発色。正直ビビる。このパレットの中では1番のアクセントカラーかもしれない。
下まぶたにスっと仕込んでもガチャガチャしないので優秀だと思います。やっぱりラメぎっしりでもザリっとしないんですよ、めっちゃしっとりしてチラつくラメが上品。肌なじみもよし。
いやでもね、ゴールドって単色で惹かれる事あまりなかったんですけど、ほんとこのゴールドは好きだな…色々使い方模索してみたい。
■最後にブラウン。
この中で一番ほかのパレットとでも組み合わせが利きそうな色です。締め色なんでしょうけれども、これ単色でグラデーションしても良さそう。KATEの単色シャドウ031的な使い方を勝手に想像してる。
ゴールドラメがチラついてアーモンド入りのココアクッキーかチョコレートを連想させる色合いです、おいしそう……。
(10/17追記→)これもオレンジと同じ程度のラメが入ってて時々チラつく。ピンクラメ?かな?なんか可愛い。
細いブラシやチップで引けばライン代わりになりますが、強い発色ではないのでオレンジとグラデーションしたりしてもいいのかな。
粉質は非常にしっとりとして粉っぽさがあまりない。感覚的にトムフォードよりしっとりしてるのでは…ラメも細かで全体としてざりっとした感覚がないのでとても好ましいです。
実はラメ、ものによっては瞼のゴミと化すのでちょっと苦手なんです。でも細かいラメとかは買っちゃう。これはつけられるラメ。
モチは朝つけたら夜まで普通に持つし、粉飛びラメ飛びも特になし。
乾燥した感じも二重に溜まる感じもなかった。
パレットにありがちなオール軽い色or重い色っていう偏りがなくてバランスよく軽い重いの色を取り揃えてくれている感じ。
肝のオレンジも単なるオレンジでないのがまた良い、このオレンジが気に入るか否かでブラウンパレットを買うかカーキパレットを買うかに分かれていきそう。
ちなみに私はカーキもほしい。でもその前にブラーリーモーブを買います、今度こそ。